膝関節症の原因と予防法—正しい歩行動作と腕振りの重要性
- shiseiconn
- 2月7日
- 読了時間: 5分
こんにちは!副院長の福本です!
膝関節症は膝に痛みや違和感を引き起こし、生活の質を低下させることが多い症状です。
膝関節症の原因の一つとして、膝関節自体の歪みが挙げられます。
特に歩行時に膝が正面を向かず、内向きや外向きになることが膝に負担をかけ痛みを引き起こします。
しかしこの問題を解決するためには、実は歩行動作を見直すことが非常に重要です。
その中でも、特に「正しい腕振り」に着目することが有効です。
今回は膝関節症の原因となる歩行時の膝の向きと、それを改善するための「正しい腕振り」について詳しくご紹介します。
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①膝関節症とは?
膝関節症は、膝の軟骨がすり減ることで膝に痛みを引き起こす症状です。
膝関節にかかる圧力が偏ると、軟骨が摩耗し膝の可動域が制限されることになります。
その結果、膝に痛みや違和感が生じ歩行や日常生活が困難になることがあります。
膝関節症の原因のひとつに、「膝関節の歪み」があります。
膝が正面を向かず内向きや外向きになることで、膝に偏った圧力が掛かる事で症状が悪化します。

②歩行時の膝の向きと骨盤の角度
膝が正面を向かない原因は「骨盤の角度」が関係しています。
骨盤が前傾や後傾することで膝の向きにも影響を与え、膝に不自然な負担がかかります。
骨盤が後ろに傾くと: 膝が外側を向きやすくなります。この姿勢で歩行すると、膝に偏った圧力がかかり、膝への負担が増加します。
骨盤が前に傾くと: 膝が内側を向きやすくなり、膝の痛みを引き起こす原因となります。
骨盤が不安定だと: 歩行中に膝の向きが不安定になり、膝への負担が増大します。
膝を正面に保つためには、骨盤の角度を正しく整えることが重要です。
しかし骨盤を安定させるためには、日常的に姿勢に注意し体を整えることが必要です。

③膝関節症の予防法—正しい腕振りの重要性
膝への負担を減らすために、歩行動作を改善することが大切です。
その中でも、最も簡単で効果的なのが「正しい腕振り」です。
歩行時に腕を正しく振ることで、骨盤の動きが安定し、膝が正面を向きやすくなります。
正しい腕振りとは?
正しい腕振りは肘を後ろに引き、肩甲骨を動かすことです。
この動きによって上半身と下半身のバランスが取れ骨盤が安定します。
結果的に膝の向きが安定し、膝にかかる負担を軽減することができます。
肘を後ろに引く: 歩行中に肘を後ろに引くことを意識することで肩甲骨が動き、骨盤と連動して体のバランスが保たれます。
肩甲骨を動かす: 肩甲骨をしっかりと動かすことで骨盤の動きがスムーズになり、膝が正面を向きやすくなります。
このシンプルな動作を意識することで、膝への負担を大きく減らすことができます。

④歩行動作が効果的な理由—滑液の分泌
歩行を行うこと自体が膝に良い影響を与える理由のひとつは、関節内に「滑液」が分泌されることです。
滑液は、関節をスムーズに動かすための潤滑剤として作用し、摩擦を減らして関節を保護します。
歩行をすることでこの滑液の分泌が促進され、関節の動きが滑らかになり膝への負担が軽減されるのです。

⑤歩行姿勢が安定しない場合—ノルディックウォークの推奨
ただし歩行姿勢が安定していない、または腕振りが上手くできないと感じる場合、無理に改善しようとすると逆効果となってしまう場合があります。
そのような場合には、「ノルディックウォーク」を取り入れることをお勧めします。
ノルディックウォークとは?
ノルディックウォークは、専用のポールを使って行う歩行運動です。
ポールを使うことで、上半身と下半身が連動し、腕を自然に振ることができます。
ポールを使うことにより、腕の振りを意識せずとも肩甲骨が動き、骨盤の安定性が向上します。
また、上半身の筋肉も使うため歩行が楽になり、膝にかかる負担を減らす効果もあります。
ノルディックウォークを行うことで、歩行姿勢の安定が促され膝の正面を向けやすくなります。
膝への負担が軽減されるため、膝関節症の予防にも役立ちます。

まとめ
膝関節症の予防には、膝の向きを正面に保つことが重要です。
歩行時の姿勢を改善するために、特に「正しい腕振り」が効果的ですが、歩行姿勢が安定しない場合や腕振りが上手くできない場合には、ノルディックウォークを試してみましょう。
また歩行によって関節内の滑液が分泌されることで膝の動きが滑らかになり、膝への負担がさらに減少します。
膝に痛みや違和感を感じた場合は、早めにこれらの方法を取り入れて膝の健康を守りましょう。
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お客様の声
S.T様(60代 男性)
腰痛と左膝関節の痛みで整形外科や整骨院に通院していました。
施術が丁寧で家で出来る運動も毎回教えてもらいとても役に立ちました。
もう一度仕事に戻れるようになる為に当院で習った運動を続けていきます。
本気で治したいと思った時は早めに動いた方がいいと思います。
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