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自律神経失調症

皆さんはこんな悩みはありませんか?

  • 出勤すると頭痛やめまい、立ち眩みを感じる
  • 急に胸が締め付けらるように苦しくなり息苦しくなる
  • 便秘や下痢を繰り返したり、便意が無いのにガスが止まらなくなる
  • 寝起きが悪く、起きた時からすでに疲れている
  • 以前に比べてすぐにイライラするようになった

そんな悩み諦めるには早すぎます!

まずは頭蓋骨の専門家である
私達にお任せ下さい

自律神経失調症とは何か?

近年爆発的に増えてきている症状名の代表格と言えるでしょう
ですがその症状は多岐に渡り曖昧なままその症状名を付けられている方も多いと思います

基本的には血液検査を始めとした各検査上で臓器や器官に異常が無いにも関わらず
頭痛、めまい、動悸、発汗、腹痛、吐き気などの身体症状を
引き起こしてしまっている状態の事を指します

このように症状の方向性がバラバラで多岐に渡ります
またそんな中でも特定の症状名を持つものも存在します
有名な症状だと「
片頭痛」「緊張型頭痛
過敏性腸症候群」「過換気症候群」等が挙げられます

これらは症状箇所が特定されていますので一つの症状名として確立されていますが
症状の改善方法は曖昧で確立せれているとはとても言えないのが現状です

では、自律神経失調症の原因は何なのか?

広く言われているのは「
ストレス」です
この「ストレス」が心身に掛かり自律神経が乱れ症状を誘発すると言われています

では「ストレス」を受けるとどうして、どのように自律神経が乱れてしまうのでしょうか?

ではストレスとは何か?
基本的には
精神的、肉体的に負担となる外的刺激と言われるものです

かみ砕いていうと仕事での心労やスポーツの試合などで感じるプレッシャー
極端な寒暖差で起きる身体的な不快感や工事現場などで発生する騒音
後は怒りや不安感などと言った感情等が挙げられます

ですがストレスは「外的刺激」です
刺激のない人生など存在しません

応援しているスポーツ選手が活躍した
大好きなタレントが画面に映った
受験勉強を頑張って合格した

実はこれらも「外的刺激」になる為ストレスと言えるのです
なのでストレスを受けること自体がダメな事では無く

ストレスを正常に処理出来ない事自体が問題なのです

 

では、ストレスはどのように処理されるのでしょうか?

人間はストレスを感じるとストレスに対して抵抗力を作り出そうとします
身体に入った細菌を白血球で処理しようとするのと一緒ですね
ストレスの場合は「
コルチゾール」が関係します

順を追って説明します
まず脳が心身に対してストレスを感じ取ります
すると脳は臓器の一つである「副腎」に命令を下します
命令を受けた副腎は「副腎皮質」と呼ばれる部分から「コルチゾール」を生成します

生成されたコルチゾールは脳に向かい「
抗ストレスホルモン」としてストレスに対抗し
正常な心身状態=恒常性(ホメオスタシス)を保とうとします

ほとんどの場合はこの「コルチゾール」のお陰でストレスを緩和させ
心身ともに落ち着いた状態へ戻っていきます

しかし、ストレスが強くなり過ぎると「コルチゾール」を生成している期間が延びていきます
風邪で言う所の、細菌と白血球が戦い熱が出ている状態ですね

この期間中に発生しやすい状態としては
高血圧」や「胃潰瘍」などが挙げられます

ここでよく勘違いされる方が多いのですが
「高血圧」や「胃潰瘍」は
ストレスが原因ではないです

実はストレスに対抗するために出している「コルチゾール」が原因となります
つまり、ストレスが続き過ぎる事で「抗ストレスホルモン」である「コルチゾール」が
全身に行き渡り体中の臓器に悪影響を生み出してしまっているのです

そうする事でストレスが2次、3次災害を生み出していきます
そうなるとその災害がさらなるストレスを生み出し
さらに「コルチゾール」の生成を助長させていきます

 

ストレスと「コルチゾール」に晒され続けた身体は疲弊してしまいます
コロナ等で発熱期間が続き抵抗力を失い常に微熱に侵されている状態と思って下さい

そうなると最早ストレスに抗う術は無くなり
心身共に「恒常性」を失ってしまいます

この時期に発生するのが「
自律神経失調症」です

自律神経とは「恒常性」を保つ事に強く貢献します
ストレスと「コルチゾール」の争いによって「恒常性」を著しく欠いた状態から戻そうと
この時点で既にオーバーワークに陥っている状態となります

その状態で「コルチゾール」に抵抗されていないストレスに晒されると
自律神経は正常な状態から逸脱していきます

このように「自律神経失調症」とは
ストレスと「コルチゾール」の戦争に巻き込まれた自律神経が疲弊し
正常な生活(恒常性)を奪われ、活動する事がやっとの状態となってしまっているのです

ギリギリ限界の状態で仕事をするとどうなるでしょうか
ミスが続出し正常な判断が行えなくなると思います

自律神経も一緒です
疲弊し本来の役割を果たす事が出来ずに「恒常性」が著しく低下し
結果、失調症を誘発してしまうのです

当院の改善方法

1.脳機能の正常化

「コルチゾール」は脳から副腎に対しての命令によって生成されます
実は、ストレスが無くても「コルチゾール」が生成されてしまうケースがあります

それは「脳から副腎への命令が常態化」する事で発生します
常に「コルチゾール」の生成を続けていると
脳から生成を止める命令が出なくなり
「コルチゾール」がストレスと関係無く常に生成されるようになってしまいます

そのまま放置すると内臓に「コルチゾール」が溜まり様々な症状を誘発します
クッシング症候群と言い
「高血圧」
「認知機能障害」
「頭痛」
「女性の月経不順や男性の不妊症」
「腎臓結石」
等が挙げられます

これらの問題を解決するためには、脳機能を正常化し脳から副腎へ
「コルチゾール」生成の停止命令を下す事が出来るようにならないといけません

私たちは頭蓋骨を触る事で脳機能を正常化させていきます

2.骨格の調整

健全な精神は健全な肉体に・・・
などと言いますが、正常な骨格が脳機能を戻す事が確認されています

元々人間が二足歩行に進化していったのも脳との関係が強いです

日本猿の猿回しは皆さんご存じでしょうか
猿が高度な芸を立て続けに披露して行く古典芸のです

猿回しの猿の稽古は二足歩行から始まります
二足歩行が出来ないサルは理性が効きにくく芸を覚えづらいのですが
二足歩行が出来るようになると途端に脳の機能が向上し
複雑な芸を覚えるようになっていく事が出来ます

このように、二足歩行は脳機能の向上にとても高い効果を生み出します

そして、この二足歩行を支えているのは骨盤を始めとした背骨の骨格になります
なので、骨格を正常な状態に近づける事で
疲弊しきった脳機能を正常な状態へ近付けて行く事が出来るようになります

 

3.コルチゾールの抑制

ここまで読み進めて来られた方ならもうお分かりだと思いますが
「コルチゾール」の異常生成を止めないと症状の緩和は期待できません

では「コルチゾール」を抑制するために必要な要素は何なのか?
それは「
オキシトシン」と「セロトニン」になります

この二つの物質の名前は比較的有名なので聞き覚えがある方も多いと思います
ではのこの二つの物質の役割はご存じでしょうか?

二つとも「
幸せホルモン」として有名で
自律神経失調症を調べると必ずと言っても良いほど名前が出てきます

実はこの二つの物質は「コルチゾール」と強い関係性を持ちます
まずは「オキシトシン」から見ていきます

まず「オキシトシン」の役割を簡潔に述べると
ストレスを緩和させ、血管の過剰収縮を防ぎ
血流低下による不安感やイライラ、集中力や記憶力の低下を防ぎます

「オキシトシン」は脳の視床下部からの命令で脳下垂体という場所から分泌されるのですが
実は「コルチゾール」もまた視床下部からの命令で脳下垂体から分泌されています

つまり「コルチゾール」が分泌され続けると
「オキシトシン」の分泌を阻害してしまいます

また、「コルチゾール」自体が「オキシトシンの」作用を
抑制する事が分かっています

これだけ見ると「コルチゾール」が存在する限り
「オキシトシン」は出ないのではないかと思われるかと思います

しかし「オキシトシン」には「コルチゾール」の作用を
抑制する作用があるのです

つまり、互いに抑制しあう関係性である為
「コルチゾール」よりも「オキシトシン」の量が勝れば
「コルチゾール」の作用を抑制させる事が出来るようになります

しかし、「オキシトシン」だけで「コルチゾール」を抑制させるのはとても大変です
そこで出てくるのが「セロトニン」です

「セロトニン」の役割は「ドーパミン」「ノルアドレナリン」を調節し
不安感、恐怖感等から発生する攻撃的な感情を抑制し
ストレス大して抵抗力を持ち、脳機能を調整する役割を持ちます

また「セロトニン」は大脳や視床下部に集中しています
つまり「セロトニン」が生成されるようになると視床下部からの命令が正常化し
「オキシトシン」と「コルチゾール」の分泌が安定します

この状態がまさしく「自律神経が安定している」と言える状態です
では「オキシトシン」と「セロトニン」の生成を促す為に必要な事は何か?

朝日を浴びる
よく聞くことであると思います

朝日を浴びる事で視床下部が刺激を受け睡眠ホルモンであるメラトニンが抑制されます
メラトニンが抑制されると「セロトニン」の分泌が促されます
その結果、脳機能が安定し「オキシトシン」の分泌を誘発する事が出来るのです

続いては「食事から摂取する」
内分泌だけに頼るのではなく食事からの栄養としての摂取が有効です

一番のおススメは「豆類」です
まず「オキシトシン」です
「オキシトシン」は女性ホルモンである「エストロゲン」の影響を受けて分泌される事が分かってます

このエストロゲンを効果的に摂取する事が大事なのですが
エストロゲンに非常に似た成分が豆類に含まれています

それは「イソフラボン」です
このイソフラボンがエストロゲンを活性化させる事で
結果的に「オキシトシン」の分泌を促す事が出来るのです
※過剰に摂取すると逆にエストロゲンの分泌を抑制してしまいます
納豆なら1日2パック程度、豆腐なら250g程度に抑えましょう


次いで「セロトニン」です
「セロトニン」の原料になるのが「トリプトファン」
いわゆるタンパク質です

タンパク質を構成する代表的な成分のひとつにトリプトファンがあるのです

なので「オキシトシン」と「セロトニン」双方に効果的と言える食事は
大豆を始めとしたナッツ類と言えるのです

最後に行いたい事としては
歩行」です

「セロトニン」は一定のリズムで身体を動かす事で活性化します
また2人以上で歩くと「オキシトシン」の活性化が期待できます

朝日を浴びながら無理のない速度で歩く事が効果的と言えます
ちなみに2人以上とは言っていますが犬などのペットでも
「オキシトシン」の活性化は認められています

お客様の声

木村靖男(福).jpeg

Y.K様(40代 男性)

コロナに感染してから便秘。その後夜中に就寝している時、体が熱くなって眠れなくなった。自律神経の不調と考え漢方薬と物理療法を試したが効果は無かった。
十分な問診と説明があり、特に脳脊髄液の話は理解できた。施術も脊髄と脳髄の調整はすぐに効果を感じました。
他の院の様なストレッチ、筋トレ中心の指導ではなく、歩行など課題が難しくなくて継続することが出来ました。
本当に治したいと思うなら、施術を受けて尚且つ自宅での課題をこなせば治ります!

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