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突然来るギックリ腰!正しい対処で症状緩和を

  • 執筆者の写真: shiseiconn
    shiseiconn
  • 2024年12月23日
  • 読了時間: 6分

更新日:1月14日

こんにちは!副院長の福本です!


この記事を読んでおられるという事は、今まさにギックリ腰で苦しんでおられる事と思います。


なので結論からお伝え致します。


ギックリ腰の対処方法は「安静にするな!冷やして動かせ!」です。


いや、動けんわ!と、思うかもしれませんがこれには明確な理由があります。



メニュー

ギックリ腰の原因

  まとめ



ギックリ腰の対処方法

ギックリ腰のメカニズムは後ほどお話しするとして具体的な対処方法をまずお伝え致します。



①患部を冷やす

 

急な痛みが出た場合、温める人と冷やす人に分かれて行きます。


正しい対処方法としては「冷やす」事となります。


痛みの正体とは全て「炎症」と言われる症状です。


炎の字が使われている事もあり、炎症とは患部が発熱している状態の事を指します。


類似症状としては風邪なども同じメカニズムです。


火事を想像して下さい。


火事を消火しようとする時、水と火のどちらを選択しますか?


必ず水を選択すると思います。


炎症も同じで治めようと考えた時は熱を与えるのではなく、氷で熱を奪い鎮静化させる事が最も効果的なのです。


なので、痛みを取る目的のためにカイロを使用されている方は外す事を推奨致します。


また患部を冷やす時は保冷剤などは避けて下さい。


保冷剤は冷えた物の温度を保つ事が目的になりますので、熱を生み出し続ける炎症を冷やす事には適していません。


冷やす時に最も効果的なのはです。


氷のうを作り患部に直接当てるようにして下さい。


そして、そのまま30分程冷やし、氷のうの中身を入れ替えもう一度冷やすを3セット程度続けていくと高い鎮痛効果を発揮します。


袋に入った氷




②とにかく動かす

 

痛くて動けないのに動けとは何事か?


と思うかも知れません。


実は、ギックリ腰の炎症は動かした方が早く取れます。


具体的にどこを動かせば良いのかというと、それは骨盤です。


理由は後述しますが、ギックリ腰の原因は骨盤にあります。


なので、骨盤を動かすようにすると不思議と痛みが取れていきます。


ではどうすれば骨盤を動かす事が出来るのか?


それは歩く事です。


私たち人間は歩く時に一番骨盤を動かします。


歩くと痛いと思いますが、歩数や距離は短くて良いので30分~40分程休みながら歩いてみて下さい。


ほとんどのギックリ腰はそれで緩和されます。


ギックリ腰の男性




③とにかく水分を摂る

 

炎症が無くなる時には代謝と言われる現象が起きます。


炎症を代謝する為には排尿が必要で、痛いからトイレに行く回数を減らしてしまうと炎症が代謝されずに留まり続けてしまいます。


排尿を促していく必要がありますので、水分摂取は水で行う事が最も理想的と言えます。


コップに入った水


以上3点の対処を行っても症状が緩和されない場合は、対処不可の状態となっていますので出来るだけ早くお近くの整体院に通院される事をおススメ致します。





ギックリ腰の原因

ここからはギックリ腰の原因についてまとめています。


原因を理解し正しい知識を持つ事で症状の悪化を防ぎ、ギックリ腰自体になり難い身体作りに努めて行きましょう。



①ギックリ腰の正体

 

痛い場所が腰なのでギックリ腰の原因は腰骨(=腰椎)だと思っている方が多いですが、実はギックリ腰は腰骨の問題ではありません。


ギックリ腰の原因は「骨盤にある関節」が原因となります。


骨盤に関節がある事自体初めて知ったという方も多いかも知れませんが、骨盤は前後に捻じれる動きをしています。


この際に大切な役割を果たすのが「仙腸関節」です。


骨盤の絵:仙腸関節

ギックリ腰はこの仙腸関節のトラブルなのです。


前述した通り骨盤は、仙腸関節を使い前後に捻じる動きを行います。


この捻じる運動を普段から正確に行えていないと骨盤が弱ってしまい、捻じれが戻らずに歪んだ状態になってしまいます。


歪んだ関節に強い負荷が掛かると、関節はその負荷を支え切る事が出来なくなります。


その時に関節の骨同士が接触し、靭帯や骨自体を傷付けてしまいます。


この傷がギックリ腰なのです。





②ギックリ腰は急性炎症

 

ギックリ腰の正式名称はご存じでしょうか?


もちろんギックリ腰とは俗称で、正確には「急性腰痛」と言います。


仙腸関節に急性炎症が発生し急激に痛くなっている状態の事を指します。


この「急性炎症」というのが大切で、炎症には急性と慢性が存在します。


急性炎症を簡単に説明すると「身体の中に問題が発生した場合、その問題が排除出来るまでの一時的な反応」となります。


前述で風邪が類似症状であると述べましたが、風邪も急性炎症で細菌を排出するまでの一時的な反応です。


つまりギックリ腰も本質的な問題を排除しないといつまでも痛みが治まらなかったり、同じ症状を繰り返し発症してしまうようになってしまいます。


腰痛の女性




③なぜ歩かないといけないのか

 

歩くと仙腸関節が動きます。


ギックリ腰の問題は仙腸関節の傷なので、歩くと痛いのは仙腸関節の傷を刺激するからです。


では痛みを刺激してまで歩く必要があるのか?


それは関節の修復過程に理由があります。


関節が修復するためには「滑液」と言うものが必要になります。


この滑液が直接傷を治すのではなく、関節には傷を治す細胞があり滑液はその細胞の栄養です。


つまり滑液が無いと傷を治す細胞は栄養不足となりその役割を果たせなくなります。


そしてこの滑液を出す為に歩く必要があるのです。


一般的に30分間の連続歩行で排出が始まり、10分程で関節に満たされるようになりますので40分程度の歩行を行う事がもっとも効果的です。


さらに滑液の主成分は「ヒアルロン酸」になります。


このヒアルロン酸は水分と結合してゲル状になり、とても滑りやすい性質を持ちます。


関節に滑液が満たされるとヒアルロン酸が関節に満たされているのと同じ事になりますので、関節同士が接触しても滑る事で関節の負荷を減らす事が出来るようになります。


歩行足元




まとめ

ギックリ腰の対処と原因は如何だったでしょうか。


参考になりましたか?


ギックリ腰は対処を間違えなければその日のうちに動ける場合もあります。


そして今回最も大切なポイントはこちらです。

大切なポイント

ぎっくり腰は安静にせずに動いて冷やそう

今回はこれだけでも覚えて帰って下さい。


今回の記事を読んで間違っていたという方も多いと思いますが、これからは正しい知識で正しい対処を行い症状が重篤化しない様にしていきましょう!


以上、最後まで読んで頂きありがとうございました!





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お客様の声

M.N様(50代 男性)
M.N様(50代 男性)

負荷を掛けて身体を動かすとすぐに腰に大きな痛みが出て、定期的にギックリ腰のような症状になっていた。


身体の現状をその都度詳しく説明してくれ、それに合わせた施術を受けられ改善に向かう実感を得られた。


また、自分自身でどう努力すれば改善して行くのか段階を追って教えてもらえた。

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